皆既月食(^^♪【科学史クイズNO3】


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    日食観測による経度決定の困難性がご理解頂けると思います。

    日食は、月食と違って場所の依存性が大きい(限られた場所でしか見られない)現象ですからね。「食の最大」の時刻も場所によって違ってくるようですね。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    日本では伊能忠敬が江戸と京の相対経度を算出するために使用したと言われています。(あくまで噂)

    どこから来ている噂なのですか?

    • 記念館所蔵の「測食定分儀」や「垂揺球儀」から、必要な道具はあったようです。
    • 伊能忠敬の作った地図(の転写図)には、経度線が引かれているものがある※。

    ただ、これだけでは経度を測定したとは言えないですね。ウェブのブログなどの記事には「測定したが失敗した」類のもっともらしい記述があるのですが、一次資料が分かりません。


    https://www.library.metro.tokyo.jp/collection/features/digital_showcase/004/01/index.html
    http://bunka.nii.ac.jp/heritages/heritagebig/53355/0/1



  • @ソム さん
     残念ながら、出典は覚えていませんが、30年ほど前自由に外出できる職務(資料探索)についたことがあり、その際海事関係の古本を読み漁った時にその中でアネクドートとして取り上げられていたのを読んだ記憶があります。
     今回一次資料をみましたが、見つかっていません
     日食、木星の衛星食、金星の太陽面通過での経度算出は無理ですが、月食なら用具的にも可能でした。
     Lunar Distanceでの経度算出も無理でした。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    ありがとうございます。今回は、事前に月食の観察をしていたので、食の始まりのタイミングが慣れない目視でも2・3分程度のよい精度でとらえられそうという実感を得ることが出来ました。江戸と大阪の経度差は4度以上あります。ということは、時間で 4/15 時間=16分以上の差です。目視では精度が出ないかもしれませんが、望遠鏡に類した専用の道具があったのなら、実用的な域に入ってくるかもしれません。日の出側は、水平線からの日の出を使うと良いでしょうか。むしろ、(出典不明の)試みたが失敗したという記載に疑問が出ます。

    ところで@riffraff さんは、伊能の地図の写しに経度が描かれていることについて、どう考えておられますか?

    改訂:経度差が間違っていたので訂正しました。



  • @ソム さん
    月食での測定は出来ていたと思います。
    その結果が経度の線だと思います。
    基準点はグノーモンを使用した太陽の南中だったと思います。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/グノモン



  • 難しめの方法です。<めちゃラフです>
    アストロラーベ(マリナーズアストロラーベ)が活躍します

    ➊原始月距法?
     ①恒星を幾つか選びます。シリウス、ベガ、デネブ、アンタレス、リゲル、カノープス、アークトゥルス等など1等星が候補
     ②観測地点の月食開始、皆既食開始、皆既食終了、月食終了時点の上記指定恒星の高度を計測します。
     ③観測地点間のデータを比較
     観測地点の緯度が異なる場合は三角法または永年観測による補正が必要です。

    ❷アウトロラーベ頼り(^^ 
     ①観測地点の月食開始、皆既食開始、皆既食終了、月食終了時点における月の特定地点(例:中央)の高度を計ります。
     ②観測地点間のデータを比較
     観測地点の緯度が異なる場合は三角法による補正が必要です。

    <蛇足>
     ①伊能忠敬の時代の幕府天文方では、三角法による補正は無理だったと思います。
     ②六分儀は輸入されてはいるのですが、その使用法はマリナーズアストロラーベの域を超えていません。(nautical almanacの補正が出来ないのですから無理!)


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    ②六分儀は輸入されてはいるのですが、その使用法はマリナーズアストロラーベの域を超えていません。(nautical almanacの補正が出来ないのですから無理!)

    悲しい...(笑 「千葉県香取市 伊能忠敬記念館所蔵」の写真に「象限儀」がありました:
    象限儀

    これが六分儀相当なのでしょうか。ただし、星の高度がこの道具で測定できたとしても、他の知見が足りないために伊能の経度測定には用いられなかっただろうという点は、その通りなんだろうと思います。

    ところで、伊能の地図の写しにある経度線の単位が小さくてよく読めないのですが、もしこれが1°間隔なら、かなり正確に測れていると思います。例えば以下の地図の四国は、経度でおよそ2目盛り半の範囲に入っていてます。現在の地図でもほぼ2.5°です。
    http://bunka.nii.ac.jp/heritages/heritagebig/53355/0/1



  • @ソム さん
    「象限儀」はい。そうです。 但し日本製で精度が悪いとの評判です。(現物を見たことがないので何とも言えません。)

    伊能小図。経度は実測だと思います。陸地においては15世紀に開発されたと言われる方法が有ります。
    フランス、ドイツ、イギリス、日本と言ったいくつかの国ではかなり高い精度が出せると思います。(^^♪


  • Global Moderator

    国立科学博物館の展示に、伊能作の「日本経緯度実測表」(のレプリカ)があって、経度の実測値が載っているらしいです:

    http://www.taito-culture.jp/culture/kahaku/japanese/kahaku_guide_04.html

    伊能忠敬が行った経緯度観測の成果

    もっと詳しく知りたいです。



  • @ソム さん

    面白い話題ですが、問題となるには幕府天文方の実力です。
    これが良く分からないのです。シーボルト事件の影響もあると思います。
    渋川景佑の書いたものを読んでも韜晦なのか知識不足なのか技術不足なのか良く分かりません(孫引きですが(;'∀'))


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