「水力学的遠距離伝言システム(仮訳)」



  • 私のブログで現在亀更新中の記事からの出題1号です。

    ポエニ戦役中にシチリア―カルタゴ間で使われたとの伝説があります。
    0_1501337866581_水力.jpg
    1.同一の水樽(A)と塗り分け棒(C)を発信・受信両側に用意します。
    2.水樽(A)の下部には穴と栓(B)があり、栓を占めたで穴を塞いだ状態では漏水しません。
    3.発信側だけが使用する道具が1つあります。

    問題です。
    ⓵ 発信側だけが使用する道具とは
    ② どのようにして情報の伝達は行われたのでしょうか

    簡単な問題なので解答は随時とします。

    <7/30 0.17 誤字と表現を訂正>
    <7/30 21.10 追加>

    ヒントです
    ⓵補助道具の用途は時間的同期とON/OFFの伝達です。
    ②多段中継の際は、発信側に立った際にのみ使用します。



  • @riffraff さん

    相変わらず、理解”無理っぽ” な問題でございますね。

    という事でひらめいたことを正誤は考えずに書き流します。m(_ _)m

    ① 発信側だけが使用する道具とは
    →水量を測る道具=桶とか
    ② どのようにして情報の伝達は行われたのか
    →樽を縦に置いた時の水深、樽を塗り分け棒で指示しただけ傾けた時の水深(栓からの距離?)などから


  • System

    先頭記事が更新されました。



  • @はな さん

    お久しぶりです。(^▽^)/

    水がらみは発信者・受信者間で操作に相違ありません。(モクモク)



  • @riffraff さん

    簡単な問題なので解答は随時とします。

    私も、さっぱり何をどう伝えるのかも分かりません。
    時代背景も分からないし、考えても閃きそうもないので直感だけで回答します。

    ① 砂時計のような時間を計る道具
    ② 栓を抜いて時計で時間を計り、一定時間にどれだけ水位が下がるかを計算し、必要な量の水を入れた時の水位を棒で測ってその水位を伝える。
    受信者はすでに決められている時間に、伝達された水位から栓を抜いて空になった時が行動を起こすタイミングとする。


  • Global Moderator

    「水力学的遠距離伝言システム(仮訳)」@riffraff さんが発言 :

    ポエニ戦役中にシチリア―カルタゴ間で使われたとの伝説があります。

    答を考えるまえに、まず、制約条件の検討です。

    シチリア島とカルタゴ間は、約300kmの距離で、間には海があります。
    0_1501369734747_map1.png

    ブログで「水力学的遠距離伝言システム(仮訳)」を見たときは、「水力学的」ということから、伝達距離間をパイプのようなもので繋いで、水を圧力駆動するのかと想像していました。しかし、300kmの海中に何かを敷設することは、当時の技術では難しそうです。

    参考:以下のコードをラズベリー・パイを使ってMathematicaで実行すると、上の地図と距離が得られます:

    cityCarthage = GeoPosition[{36.862585, 10.332949}];
    cityPalermo(*Sicilia island*)= GeoPosition[{38.1156369, 13.3612966}];
    
    map = GeoGraphics[{Red, Thick, GeoPath[{cityPalermo, cityCarthage}]}, 
      GeoRangePadding -> Scaled[0.8]]
    GeoDistance[cityPalermo, cityCarthage]
    


  • @マーモセット さん

    かなり近いです。

    同期を実現する。水量が伝達情報を決定する。
    後は何を補助道具に使って、どうやって・・・です。

    背景については、次の記事に書きます。


  • Global Moderator

    @riffraff さんが発言 :

    同期を実現する。水量が伝達情報を決定する。
    後は何を補助道具に使って、どうやって・・・です。

    時間的同期に使えるのは分かりますが、どうやってそこに情報を加えるか?が難しいです。発信者があるということは、シチリアとカルタゴは対称ではないということです。

    例えば、同時期に予め決めた水位の樽の栓を抜けば、水時計タイマーのように使い、遠隔地で何か(決起など)を同時に起こせます。しかし、それなら、そもそもその時刻を示し合わせておけばよい話です。それを敵に知られないように、水時計に暗号化しておいたということも考えられます。しかし、それなら、発信者と受信者という非対称関係が生じません。


  • Global Moderator

    @ソム

    しかし、それなら、発信者と受信者という非対称関係が生じません。

    例えば、事象Xの水時計による時間的同期を行うとして、そのタイマー開始指令を、発信者側が行うことが出来るかもしれません。そして、何らかの手段で海を越えて相手側に伝えるわけです。しかし、それなら、事象Xの開始時期自体を伝えればよい話に思えます。



  • @ソム さん
    地図有難うございます

    少し時代について補足します
    3回あるポエニ戦役
    第一次ポエニ戦役 BC264-BC241 シチリアでのギリシア人都市シラクサとカンパニア人(今のナポリあたりに占住した、オクス語話者集団)が占拠するメッシナとの紛争に端を発し、シチリア全土と周辺海域を戦域とした戦いです。

    第二次ポエニ戦役 BC219-BC201 いわゆるハンニバル戦争です。西地中海全域を戦域とした戦いです。この戦いの過程でシチリア全域はローマの支配する所となります。BC212年シラクサの陥落時にアルキメデスが殺害されます。

    第三次ポエニ戦役 BC149-BC146 この結果カルタゴは滅亡します。

    「水力学的遠距離伝言システム(仮訳)」が使用されたのは、第一次・第二次の戦役時にシチリアの前線司令部とカルタゴ本国との間で使用されたものと思われます。
    そむさんの地図でわかるように水平線をはるかに越えた通信ですので、中継が必要であり、中継には軍船が使用されたと思います。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    地図でわかるように水平線をはるかに越えた通信ですので、中継が必要であり、中継には軍船が使用されたと思います。

    それから地図をよく見ると、海の中間地点あたりに、島も1つありますね。



  • @ソム さん パンテレリア島です。地中海のキーストーンであるマルタ島はもう少し南東です。

    私はこの装置が機能したのは第一次ポエニ戦役の時だと思います。
    第一次ポエニ戦役はかなり特殊な非対称戦争です。攻勢側であるにも関わらず戦略的には内線側である、ローマが陸戦兵力で優越し、かつ陸戦戦域の決定権を持っていました。更には沿岸舟艇によるゲリラ的攻撃も港湾に大きな影響を与えました。
    制海権を持っていたカルタゴですが、適時・適所に海陸の兵力を集中運用することが重要な課題でした。(余談ですが、この戦訓がハンニバルによるヒスパニア植民の動因の一つだと考えています。)

    伝達する敵情報をしては、パレルモ側(テレニア海側)かアグリジェント側(地中海側)か、陸戦か回線か及び兵力(大小)概要程度で十分でしょう。⇔2X2X2=8に1対1対応できれば十分です。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    ヒント受け取りました。「同期」というのは、時間的同期に限らず、リアルタイム情報の共有という意味もありますね。敵兵団の規模など、ある時点で始めて発信者側にのみ明らかになる情報であれば、私が前のコメントに挙げた時間的同期に用いる場合の疑問点はなくなりそうです。ただ、相変わらず、なぜ情報を直接伝えられず樽を必要とするのか?という点が解けていません。おそらく、問1の道具がキーになるのでしょう。



  • @ソム さん(^^♪
    そうです。補助道具がある意味キーポイントです。
    これから夕方まで外出します。
    現在大僻地におりますので、買い出しを兼ねてジュンク堂まで行ってきます。


  • Global Moderator

    以下の様に考えました:

    情報をどのようにエンコードするのか?

    例えば、水面の高さ、それから、栓を抜いた直後に水が放出される飛距離などが思いつきます。特に後者は「水力学的」と呼べそうです。長さなら、塗り分け棒によって情報に対応させられます。

    情報をどのように伝えるのか?

    例えば水量を伝えられます。しかし、この場合、情報自身を伝えないのはなぜか?という疑問が生じます。暗号というのは可能性としてあります。同じ樽を持っていないと解読できないコードというわけです。受信側の司令官だけに解読する力が与えられているという可能性です。この場合、発信者側が必要とするのは、水の体積を保持するものです。例えば革袋です。革袋に水を詰めて、それを受信側に、船を使うなどして送ります。受信者は、受け取った水を樽に入れて、水位を測るなり、水の飛距離を見るなりすると、情報がデコードできます。発信者側は、途中での散逸・袋の破れ・デコード時の失敗などを考慮し、同じ水量を入れた革袋をいくつか送ったかもしれません。



  • @ソム さん
    かなり近くまで接近してそこからまた徐々に離れているような…
    21時に追加のヒントを書きます。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    かなり近くまで接近してそこからまた徐々に離れているような…

    どこかで聞いたことのある話です(泣


  • System

    先頭記事が更新されました。


  • Global Moderator

    地中海通りに面して、居酒屋カルタゴと喫茶シチリアは険悪な仲にある。喫茶シチリアが居酒屋風のことを始めたのが、そもそもの切っ掛けである。カルタゴの客の多くが取られてしまったわけだ。居酒屋カルタゴの店主は、毎月減っていく客と収入にノイローゼになった。ついに酒樽を使った暴挙に出た。酒樽の上部に小さい穴を空け、そこにきつく栓を填めた。そして、酒樽の上蓋の裏に、ある種の錠剤をたくさん貼り付けてから密閉したのである。その大きな酒樽を持って、客で賑わう喫茶シチリアに乗り込んだ。「酒樽、いっちょ、お届けでえす!」カウンターの上に、樽を逆さまにして置くと、そのまま、唖然とする客やシチリアの店長を前に、悠々と立ち去ったのである。

    しばらくは何事もなかった。しかし、そのうち、喫茶シチリアの店内に、不穏な音が響き始めた。何かが激しく音を立てていて、それは酒樽の中から聞こえた。樽は心なしか震えているようにも見えた。次の瞬間、「ボン!」という激しい音と共に樽の栓が飛び出し、樽の穴から激しく酒が吹き出したのである。樽は吹き出しの力によってカウンターを滑りゆっくり回転しながら、その赤ワインとおぼしき膨大な酒を放水車のように店中の客に浴びせかけたのだ。幸いなことに、店主はたまたまカウンターの下にかがみ込んでいて、その難を逃れることが出来た。幸運なのか、不幸なのか、それは分からない。

    このいわゆる、「水力学的メッセージ」の力は絶大であり、伝説になった。その後、すぐに喫茶シチリアの店主は報復に出ることになる。この街の人が後に呼ぶ、「ポエニ戦役」の勃発である。



  • @ソム さん

    とても面白いです。第一次ポエニ戦役の一面をついています。(^^♪

    翻訳元は英語の用語で、同じ用語で2つの意味があります。
    1 今回出題した古代地中海世界のシステム
    2 1830年代(微妙な時代です)、英国海軍に提案されたシステムで、パイプでつないで発信側から水圧をかける
      ことにより受信側に情報を伝えようとするものです。(ソムさんの解答にある意味合致しています。)実用化
      されなかった為、詳細は不明です。

    2語の単語でh****** telegraph です

    h******は⓵operated, moved, or effected by means of water <merriam-webster>
        または
        ②operated by the pressure of water or other liquids <american heritage science dictionary>
    上記用例の1は⓵、2は②がぴったりです。
    1は「水利用型遠距離伝言システム」とするべきでした。


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