オパーツ?(科学史クイズ番外)



  • あるトンデモ本がネタです。

    フライディちゃんお願いがあるの。
    なあに、マンディちゃん。私にできることなら。
    実はねチューズディちゃんがこの頃古史古傳に凝ってるの知ってる?
    楽しいトンデモ本でしょ、超古代の資料のはずなのに、文法が現代語とか仮名遣いが無茶苦茶とか言って笑ってたから大丈夫でしょ。小説のネタにでもするつもりじゃない。
    でもね、この頃書斎で、「科学の歴史が全面見直しか?何か理由があるはずだが、不思議だ。分からん。」とか独り言を言いながら考えこんでるの。でもあそこによく行くのは唯我独尊と言うかわが道を行くと言うか、不思議デザイン少女サーズディちゃんと天才算法少女のウェンズディちゃんでしょ。どちらにも聞きずらいみたいなの。ヨーヨーなら自信があるし、駆け引き交渉事ならどんとこいだけど。私もそちらの方は・・・
    わかりました。早速行ってみます。

    離れの書斎に行ってみると。確かにチューズディちゃんが本を開いて、難しいか表情で首をかしげています。
    困ったことにサーズディちゃんも「古代神殿建築の神秘」と言う本を開いてノギスをあてながらメモを取っています。
    またその隣には今年からヤマネ総合大学の算法科のクラスへの参加が認められたウェンズディちゃんが、尽力してくれた芥子先生への恩返しにTAとして務める事となった年少組のテキスト「ヒイラギ様の教え①」を開いて、算法辞典からの書き込みをしています。あれこの子達キャラ変えたのかしら。あやしいなとは思いつつ、チューズディちゃんが開いた本を覗き込むと、東半球中緯度帯にある島国ヤマネ国の地図のほぼ真ん中あたりに南北に一本の線が引かれています。

    ********長いまえふりでした、ここからが問題です**********

    フライディちゃん、なぜだかわかる?この線上に1,000年以上前に建てられた、胡桃、橡、椎、山毛欅の名前がついたお社がこの順で繰り返し建っているですって。しかも線からずれても角度にして2分以内なんですって。この本の著者は太古超文明の存在を示すものだ。経度の計算が出来るようになったのはつい最近のことだからだ。と言っているの。「ナスカの地上絵にもまさる空から見た太古超文明遺産」ですって?
    確かに、磁石では真の南北はでないし、磁極は移動し続けてるし。でもなんか方法があるはずなんだけと。お社とお社のあいだはそんなに離れてないから…

    ******ここまでが問題です。どうやって一直線上にお社を並べたのでしょう。オパーツはなし******

    かたん、ことんとペンとノギスを置く音がした。振り向くと、サーズディちゃんとウェンズディちゃんが、二人ともかねて用意の妖しい図解を手に持っている。やはりキャラは変わってなかった。教えたくてうずうずしてたんだ。(でもチューズディちゃんが質問するまでは我慢!!)

    ※お社とお社間の距離はほぼ3キロです。

    解答解禁は即時
    解答時は隠す機能を使用してください。

    誤字修正(21:39)



  • ハンニバルの直感では

    南中時刻の同期を使えば……正確かつ移動可能な時計が必要ですけれど。

    面白そうな問題ですね。皆さんからのご回答が楽しみです。


  • Global Moderator

    月XやらアストXラーベで鍛えられた我々には謎ではない!?

    回答でない考察

    名前がついたお社がこの順で繰り返し建っている

     繰り返しでなければ、偶然の可能性もあったわね。

    お社とお社間の距離はほぼ3キロ

     平地なら見通せる距離ね。

     お社の名前は、クルミ、クヌギ、シイ、ブナで、どれも木の種類、おいそうな実がなるわね。何を意味しているのかしら。どうして繰り返しなのでしょうね。それに、サーズディちゃん、ウェンズディちゃんの描いた絵は何かしら。

    ピコン!0_1541420422291_yamane4-03.png 太古超文明は存在する!

    追加: 21:38


  • System

    先頭記事が更新されました。



  • 追記
    テクノロジーレベルは12世紀アラビア<21:48修正>
    つまりhttps://en.wikipedia.org/wiki/Nautical_almanacもクロノメータも使えません。
    かのホイヘンス先生の発明も使えません!(^^)!


  • Global Moderator

     チューズディちゃん、世の中には不思議なことがあるのよ。最近あたしは「稲妻の化石」ってのがあるのを知ったのよ。閃電岩とも言うわ。それから、「フェアリーリング」ってのも。植物がわっか状に異常生長したりするの。
    0_1541422941594_Hexenring_auf_einer_Wiese,_Sperrberg,_Niedergailbach.JPG
    from Wikipedia under CC



  • @ソム さん

    ①名前を繰り返したのは偶然ではないとするためです。
      ※新たに建立したのか、既に有ったものの名称変更したのか、その組み合わせか。いずれにせよ命名者は直線性を認識していたことを示します。
    ②ヤマネが好きそうなナッツの稔る木の名称から適当に選択しました。

    さて話題変更
    このように、遺跡が一直線に並んで見える状況をレイライン(Ley Line)と呼びます。詳細については以下をご覧ください。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/レイライン
    https://ja.wikipedia.org/wiki/ランダムに配した点がなす直線


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    偶然だという解釈はやはりあるのですね→レイライン

    (本題の)さらなる考察

    (問題文中の「東半球」は、最初、「南半球」の書き間違いではないかと思いました。
    ヤマネ国が地球にあるとして、北極星が見られない場所に設定したのかな...と)

     北極星??? 北極星を見ながら歩いたとして、そんなに真っ直ぐ長距離を歩き続けられるものかしら。疑わしいわね。



  • 「平安京プロジェクト」の詳細を知れば解けるはずと思いましたが、サイト全滅です。
    仕方ないので自力で。

    私がやるとしたら

    山の上から北極星を見て、星と重なるようにしながら錘を糸にぶら下げたもの(=垂線)を垂らし、一方、山の下の協力者はあちこちで松明をつけたり消したりしながら、山上の方からの法螺貝による連絡を待ちます。
    山上では、垂線と松明とが重なったら法螺貝を吹きます。

    あとは塔をたてながら尺取り虫ですかね……


  • Global Moderator

    @Hannibal さん

    なるほど平安京! そういえば、古代の都は南北の筋があったのでした。
    ちょっと検索してみましたら、こんな記述を見付けました。

    それでは,平安京はどのくらい正確に東西南北を向いているのでしょうか? それは,発掘調査によって見つかった都の道路の跡の測量と,『延喜式』という書物に書かれた平安京の設計計画を比較することによって,明らかになりました。その結果,平安京全体は真北から西に角度にして 23分(1分は 1/60度)振れている(ずれている)ことが分かりました

    京都の天文学【1】 平安京の方位はどうやって決められたかより
    https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/hosizora/astron/astron1/astron1_P11-15.pdf



  • @ソム さん、@Hannibal さん

    面白いです。後一ひねり。(^^♪


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    基準自体の精度は高そうですが、社を配置するためにどう使うか難しいですね。
    もし社を1つずつ順に並べていったのだとしたら、2分(角度)は、3km先で1.7mぐらいの精度を要求されそうです。3kmというのは、平地に立ったときの地平線までの距離とそんなに変わりません。地平線にあるものがヒトの身長ぐらいの精度で位置決めできる方法とは???


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    テクノロジーレベルは12世紀アラビア

    さらなる考察

    以前、ロビン・フッドの映画(どれだったでしょうか?)を見たときに、驚きのシーンがあり記憶に残っています。ヒースの野原のようなところで、アラブの登場人物が凸レンズを取り出して、硬い皮かなにかで円筒形に巻いて目に当て、単眼鏡として使っているシーンです。それで遠くを偵察するわけです。時代考証が正しいなら、ロビンフッドは13世紀の人物で、12世紀アラビアに望遠鏡があったなら、、、



  • @ソムさん
    ご紹介の方法は南北を出した後は縄張り(12節)を使って延長して行ったのだと思います。
    これだと10分前後が限界かと思います。



  • @ソム さん
    原始的望遠鏡許すことにします。<逆オリエンタリズム(謎)!(^^)!>

    私が考えたのはもう少し原始的な方法です。(更に謎)


  • Global Moderator

    0_1541593891350_yamane4-04.png
    太古超文明の遺物を発見!



  • この問題トンデモ本の設定より難しくしています。

    オリジナルのトンデモ本では「富山湾から知多半島まで直線にして約240Kmにおいて経度137度10分~12分の範囲に特定の地名が直線状に並んでいるのが見られる。」でした。
     特定地名などでは選択バイアスの可能性が排除できない為、社名の繰り返しに変更し、どさくさ紛れに経度を社間の角度<3kmで2分:問題文では曖昧でしたpekori>に変更し難易度を大幅にアップしました。

    元の難易度を練習問題にして見ます。
    <練習問題>
    この線上に1,000年以上前に建てられた、胡桃、橡、椎、山毛欅の名前がついたお社がこの順で繰り返し建っているですって(240キロだからお社の数は80です。)。しかしどの社も経度にして2分の幅の中に収まるんですって。


  • Global Moderator

    @riffraff さんが発言 :

    経度にして2分の幅の中に収まるんですって

    経度にしてということは、赤道だと外周がおよそ4万キロメートルなので、その (1/360)*(2/60) ~1/10000として 4 km になります。中緯度地域ではこれより短くなりますが、元の問題よりはずっと幅広の帯になりますね。しかし、今度は全長が大きい!


  • Global Moderator

    ちなみに、上の「太古超文明の遺物」の絵は、国立天文台に展示されている子午儀の写真をもとに描いたものです。

    こういうものがあればと形を想像してGoogle検索しているうちに見付けました。



  • @ソム さん

    練習問題の精度

    2 nautical miles近傍!(^^)!
    東西片方向にバイアスがかかった測定とすると社間誤差を28.5m以下に抑えればOK

    3700/80≒46m
    Sin38°≒0.78
    48X0.78^2≒28.5m
    <11.09 06:30修正pekori>

    例の平安京プロジェクトの方法ではファールライン上かぎりぎりセーフです。


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