はやぶさ2→小惑星リュウグウ


  • Global Moderator

    JAXAの「はやぶさ2プロジェクト」で、探査機はやぶさ2がリュウグウから360kmのところまで来ました。
    http://www.hayabusa2.jaxa.jp/

    およそ秒速1mでリュウグウに近づいているそうです。

    約700kmの距離から見たリュウグウの自転のようす
    700kmからの撮影像(http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180616je/index.htm) より

    そばに行かないと分からないこととして、小惑星の形があるそうです:
    http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180323/
    前回のはやぶさミッションでのイトカワについて、長距離からの天体観測からの予測と、実際に近づいて見た形がだいぶ違うということが示されています。

    月に着陸するまでは、月の表面がどの程度やわらかいのか分かっていなかったそうです。
    探査機が火星に近づくまでは、火星の表面には運河のような幾何学的な模様が広がっているということを、天体観測から言う人たちが居ました。この「火星の運河」から火星人が想像されたりもしたのですが、火星に近づいた探査機の映像に模様は映りませんでした。火星表面の探査では火星人は見付かりませんでした。

    人は観察から想像や推測を行いますが、それはあくまでも考えに過ぎません。科学的予測と呼ばれるものも同じです。もっともらしいCGで表現されていると既に分かっていると誤解しそうになりますが、実際に近づいて見たり、触ったりしないと分からないことも多いから、実験や探査が必要になり、発見もあります。


  • Global Moderator

    はやぶさ2に搭載されている機器について、ここに紹介されています:

    はやぶさ2 主要機器
    http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/instruments.html

    • 電気推進系
    • 化学推進系
    • 通信系
    • ターゲットマーカ
    • 再突入カプセル
    • データ処理機器
    • 光学航法カメラ
    • 近赤外分光計
    • 中間赤外カメラ(温度測定)
    • レーザー高度計
    • サンプリング装置
    • 衝突装置
    • 分離カメラ
    • 小型ローバー
    • 小型着陸機

    たくさん載ってます。


  • Global Moderator

    「小惑星探査機はやぶさ2プレスキット」にミッションや機器のわかりやすい説明があります:

    http://www.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/pdf/hayabusa2_press_kit.pdf


  • Global Moderator

    最新の記者説明会資料があります:

    2018年の小惑星リュウグウ到着にむけて 小惑星探査機「はやぶさ2」の近況(6月14日)
    http://www.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/pdf/Hayabusa2_Press20180614.pdf

    • 光学カメラと電波測定を組み合わせた「光学電波複合航法」について詳しい説明があります。


  • @ソムさん
    有難うございます。
    煩瑣となり理解の妨げになりかねないと判断したと思われる一部の省略部分を含めてとても面白いです。(^^♪


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    私は「移動ステレオ視」の効果を高めるために、ジグザグのコースで小惑星にアプローチするという話が面白かったです。JAXAのページの予定航路図が妙にぴょんぴょん曲がっている理由が分かりました。

    リュウグウまで―318km―



  • @ソムさん
    そこの所、16ページの移動ステレオ視の所の説明省略具合が絶妙です。
    リュウグウもはやぶさ2号も運動していますから、はやぶさ2号から見たリュウグウの天球に対する相対運動は一筋縄では行きませんが、そこリュウグウ静止風のイラストでアバウトに通過。・・・
    これで説明資料としてはOKだと思いますが、疑問を感じる天文少年少女が増えてくれば、それはそれで頼もしいことです。(^^♪


  • Global Moderator

    リュウグウまで―99km―!

    @riffraff さん
    気づきませんでした(泣


  • Global Moderator

    220~100kmの距離から見たリュウグウ です。
    http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180621je/index.html

    6月18~20日にかけて撮影されたそうです。だいぶ表面の様子が分かるようになってきました!
    解説文を見るまであまり気にしませんでしたが、赤道付近が他に較べてちょっと白っぽく見えています。

    リュウグウまで―64km―


  • Global Moderator

    約40kmの距離から見たリュウグウです。
    リュウグウ
    http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20180625je/index.html
    より引用

    赤道に沿って白っぽいのがここでも見えます。写真上の極部分にある岩の形もよく分かるようになりました。20kmのところに来たらいちおうの到着なので、あと5kmです。

    リュウグウまで―25km―


  • Global Moderator

    あと1.5kmを切りました(リュウグウからは21.5km)。

    トップページに表示のリュウグウとの相対軌跡を見ると、接近微調整段階に入っている感じです。リュウグウから20kmのところに "Home Position" という文字があり、ここがとりあえずの基準点になるのでしょうか。



  • 祝到着(^^♪
    http://www.isas.jaxa.jp/topics/001567.html

    これからが観測本番です。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    到着でーす! ご紹介のページには昨日撮影のさらに高精細なリュウグウの写真がありますね。

    いろいろ乗り継ぐ長旅で目的地について、でも本番はこれからというときの、何とも言えない気持ちがあります。観測に携わっている方々もそんな感じでしょうか?


  • Global Moderator

    最近読んだ「軌道エレベーター」(石原・金子著;ハヤカワノンフィクション文庫)には、軌道エレベーターの構築法のアイデアが出てきました。静止衛星軌道まで建材を打ち上げるコストがバカにならないため、宇宙で建材を生成するというものがあります。その原料をどこから得るかというと、一つには小惑星を静止軌道上に引っ張ってきて使う方法が紹介されていました。小惑星は、太陽から離れた位置でちょっとした噴射を与えてやると、太陽光発電程度のエネルギーで軌道を制御することが出来るそうです。小惑星は引力が小さいので、離着陸を含めたコストを考えると、近場の惑星に向かうよりも、遠くの小惑星のほうがかえって安上がりに住むという考え方も述べられていました。

    小惑星には炭素の含有量が特に多いタイプのものが少ない割合であり、軌道エレベーターのケーブルとして将来的に可能性がある、炭素を主成分とする結晶体の材料供給源として有望であるというアイデアも書かれていました。今回のリュウグウがまさにC型小惑星という炭素に富んだタイプと分類されています。分類の根拠は、スペクトル、つまり光の特定の波長の吸収や反射の特性です。組成を別に確認した隕石との比較によるそうです。将来的な資源と見なすと、リュウグウの組成分析もワクワク見られるかもしれません。


  • Global Moderator

    リュウグウの探査機では、「水や有機物の探査に合せた機器を選定した」そうです。
    http://www.hayabusa2.jaxa.jp/mission/orbiter/

    この中の近赤外分光計が、小惑星のスペクトルから組成を分析するための機器になると思います。これがなぜ「水や有機物の探査に合せた」ことになるのかですが、「含水鉱物の分布を調べる」としか説明がありません。推測ですが、水が吸収する波長が近赤外領域(波長1um前後)にあるからでしょうか? 関係ないかもしれませんが、サーモグラフィーでお風呂の水の中を見ると、金属表面を見たときのように、水面だけが見えて、内部が全く透けて見えなかったです。これは水が赤外線を吸収するからでしょうか???


  • Global Moderator

    想定問答。

    無邪気な子供
    はやぶさ2のミッションの説明の一部や報道では、「生命の起源の解明」が出てきます。しかし、小惑星を調べる、特にそこにある水や有機物の存在を調べることが、なぜ生命の起源の解明に関係するのですか?

    ソム・イイカゲン博士
    生命の元になったかもしれない有機物がどこからやってたかというのは、いろいろな説があって、星間物質にもアミノ酸の材料が見付かるとか、観測結果はいくつかあります。水については、水がないと生命が生まれないなどと、まことしやかに、証明されたわけでもないことが前提とされ、水を調べる=生命の起源の調査になったりします。もちろん、水が、その極性を持つ構造から、液体の中でも特に物質を溶かしこむ性質が強いことは知られています。しかし、多数の物質が溶けることと、生命の起源について、何かが証明されているわけではありません。結局のところ、生命がどうやって生まれるのか、誰も知らないので、本当のところは説明できないのだと思います(笑 水と材料(有機物)があれば生命が誕生するなら、私にも煮沸した出汁から生命が作りだせるはずですが出来ません、だから、それだけではないし、よく分からないので、関係しそうな水や有機物など、手掛かりが得られるかもしれない場所を調べてみようということではないでしょうか。あまりそういうことを言うと、お金を出している人たちに怒られますが、発見というのは予定して出来るものでもありません。



  • @ソムさん
    Fred Hoyleの数々の仮説の内Panspermiaが残った一つと言うのも皮肉なものです。
    脱線しますが、彼の小説October the First is Too Lateは文句なしの傑作です。
    https://www.amazon.co.jp/10月1日では遅すぎる-ハヤカワ文庫-SF-194-フレッド・ホイル/dp/4150101949

    この表紙絵も好きです。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    そうそう! ソム博士は大事な論点を忘れています。パンスペルミア説です。DNAの二重螺旋構造の発見で著名なクリックも、この説の論者でした。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    フフフ。ゲットです。
    表紙の絵はマグリット風???
    0_1530792393802_UNI_0107.png

    伊藤典夫さんはSFの翻訳でよく名を見た気がします。先日もブラッドベリの「華氏451度」の新訳を本屋の棚で見かけました。



  • @ソム さん
    伊藤典夫さんは、翻訳家以上に紹介者としての功績が大きい方だと思います。
    フランク・ハーバードやルグインのようなメインストリームとともにコードウェイナー・スミスやチャールズ・ラファティのような一癖ある作家の紹介も伊藤さんのコラム、SFスキャナーが最初だったと思います。
    あのパバーヌやゲイルズバーグの春が好きも伊藤さんのコラムによって知ったと記憶しています。


Log in to reply
 

Looks like your connection to パズルハウス was lost, please wait while we try to reconnect.