十傾姫の神話における魔法陣…
…単位距離グラフって美しくも複雑で人智を越えた趣がございますね。
ところで。ソムリエさんご紹介の図形のひとつに紛れて以下のようなグラフがひとつ。(探してみてくださいね)
まず正5角形をひとつ用意します。辺は単位長。これを床とします。
次に星形をひとつ用意します。線分は単位長。これをを天井とします。
この両者のとんがった部分の点を単位長の線分で繋げます。これを柱とします。床と天井とを支えます。
で、強大な力で天井を床にめり込ますわけです。
でも力づくではだめです。柱は強いので歪んだり短くなったりしません。
天井をを回転させながら(柱を傾けながら)床と同じ平面に着地させます。
これらの操作はペテルセングラフの特徴や単位距離グラフの特徴を破壊しません。
こうして出来上がる図形が今回のパズルの解なのでした。
さて。
ソムリエさんによる最初の御回答は……天井も床も正5角形で、天井を平行移動させて床のレベルに着地させるものでした。
出題者の慌てぶりを想像なさってみてください。
さすがはソムリエさん。