これはなんでしょう(3)


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    ちなみに、「大英科学博物館展」98のカタログは、こんな感じです:


    • 最初のオーラリ「惑星儀」
    • ハーシェルの7フィート反射望遠鏡
    • ニュートンの望遠鏡
    • フックの顕微鏡
    • ジュールの熱仕事当量測定装置
    • クルックスのラジオメーター
    • G.P.トムソンの電子回折カメラ
    • ウィムズハーストの静電気発生装置
    • グレイとミルンの地震計
    • リスターの顕微鏡
    • ワトソンとクリックのDNA模型

    • アークライトの紡績機
    • トラウトンの目盛り機械
    • モーズリーのねじ切り旋盤
    • デイビーの安全灯
    • コールブルックデールの夜景 フィリーブ・ジャック・ド・ルーテルブール画
    • ベッセマー転炉
    • サイミントンの船舶用蒸気機関
    • ワット式回転蒸気機関

    • スティーブンソンのロケット号
    • 北へ、キングズクロス駅 ジョージ・アール画
    • アイアン・ブリッジ 模型
    • フォース鉄道橋 模型
    • 船体模型「スワン」と「レイブン」
    • 戦艦「富士」の進水式 ジェラル・モーリス・バーン画
    • 世界最初のホバークラフト
    • ホームズのアーク灯
    • ローバー安全自動車
    • オースチン・セブン自動車
    • ロールス・ロイス航空機エンジン「マーリン」
    • コンコルドの風洞実験用機体模型
    • 英国法定原器
    • ベインの電気時計
    • バベッジの計算ホイール
    • コンピューター用記憶装置各種
    • パーソンズの最初の蒸気タービン発電機
    • クックとホイートストンの電信機
    • トムソンの反照検流計
    • ベルのオズボーン電話
    • マルコーニのコヒーラとコヒーラ機能回復装置
    • フレミングの熱陰極真空管
    • ベアードのテレビジョン装置
    • ランドールとブートの空洞マグネトロン
    • 最初の合成染料「モーブ」
    • 最初のポリエチレン合成装置
    • 最初の芝刈り機
    • アイベル・トラクター

    • オゾン層観測装置
    • 手回し発電ラジオ
    • 携帯用爆発物検知装置
    • 最新競技用自転車「ロータス・スポーツ」
    • ロールス・ロイス社製「トレント」エンジン
    • 学校教育用DNAゲル電気泳動キット

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    あーっ!

    これはなんでしょう(3)@riffraff さんが発言 :

    その際に九州国立博物館のWEBに掲載されたのが、これ
    http://kyuhaku.jugem.jp/?eid=765
    最も基本的な使用法とともにボール紙工作用の型紙がついています。北緯33度用ですが太平洋ベルトの方は雰囲気を味わえると思います。(私は不器用ですので作っていません。(;'∀'))

    ここで紹介されているペーパークラフトの原図:
    http://www.kyuhaku.jp/exhibition/img/s_40/s_40_furoku-tukuru.pdf

    これを見ていて、分かりました。例の部品Dの指し示している複数の点は、主要な恒星の位置なんですね! まさに星座早見盤だったとは!



  • @ソムさん
    そうです。通称「ヘブライ語の書かれたアストロラーベ」です。

    planisphere

    英和辞典で引くと、第一義は星座早見、第二義が平面球形図です。その他平面天体図です


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    @riffraff さん

    そうです。通称「ヘブライ語の書かれたアストロラーベ」です。

    欲しい~。誰か作って~(笑
    http://www.abc.net.au/news/2016-09-08/hebrew-astrolabe/7826466

    ペルシアのはまた違った美しさ↓
    https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Persian_astrolabe.jpg



  • @ソム さん
    ひええ、作る以上は内容を理解したい!のですが、いまだ咀嚼中でーす!盤はカムチャートのように割り出した点を滑らかにつないで行くのでしょうか?コツコツ理解を進めながら3次元データを作って、いっそ真鍮の削り出しで作ってみたいです。


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    @フムフム さん

    ありがとうございます。構造はちゃんと理解したいですね。私もまだ理解が追いついていませんが、@riffraff さん紹介の九州国立博物館のページが参考になりそうです。

    部品Dと私が呼んでいる部分の工作が難しそうと思いました。「盤」と書かれたのはそのことでしょうか?(「カムチャート」という意味がよく分かりませんでした) 昔の人はどうやってこんなに美しく真鍮を成形したのかと感心しています。部品Dの曲線は、特定の形状である必要はなく、かなりの部分が装飾的なものだと思います。牙のようにとがった部分の先の位置さえ、目的の場所にあれば用をなすのだと思います。



  • @フムフム さん 
    お久しぶりです
    真鍮か青銅のアストロラーベ。いいですね(^^♪


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    @riffraff さん

    ところで、「ヘブライ語の書かれたアストロラーベ」、直径はどれくらいの物なんでしょう? 掛け時計ぐらいの大きさではないかと勝手に思っています。




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    @riffraff さん

    Specは
    http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/collection_object_details.aspx?objectId=54859&partId=1&museumno=1893,0616.3&page=1

    とても小さくてI-phone5サイズです。(^^♪

    Diameter: 9.2 centimetres

    えーーっ!!
    驚くことが多いです。



  • @ソム さん
    かなり現存数が多いので、ある意味当たり前にみていますが、考え方によっては、アンティキテラの機械と並ぶオパーツだと思います。
    ヘレニズム~イスラム中世なめんなよです。(^^♪
    ティコのウラニボルクにしても、私のブログで触れた、フレグウルスやチムール朝の天文台、やブログでは言及していませんが二ザリ派やメフレヴィ―教団の観測の蓄積の上に成り立っています。グリニッジはウラニボルクの上に成立したものだと思います。


  • Global Moderator

    なんとなく使い方の分かる動画:

    https://www.youtube.com/watch?v=7COCkxpEvzs

    追加:
    ナレーションは、だいたいこういうことを言っているようです:



    Planiastrolabe は、紀元前2世紀という早い時期に、エジプトのアレクサンドリアで発明されたという説があります。そして中世のイスラム世界にうまく広がり、イスラム下のスペインを経由して、10世紀にヨーロッパに入って行きました。

    アストロラーベの部品は、中心軸に嵌るようになっています。装置の本体部分はメータと呼ばれます。目盛りの付いた縁のある厚い板で、つり下げて持つことのできるような輪が付いています。メータには、ティンペノム、別名、経度盤が塡め込まれます。これは、観察者の座標の***の投影図が載っていて、垂直な複数の主円と、高度を表す複数の主水平線があります。

    リートは、太陽の一年の軌跡と、いくつかの選ばれた明るい星の位置を示すディスクです。

    アストロラーベの背面に付けられた、照準の付いた真っ直ぐな定規、アリデードを使って、星のうちの一つに狙いをつけて観察し、その高度を測定します。その星のインジケーターが測定した高度に対応する水平線に重なるまで、リートを回転させます。

    24時間の目盛り上で、夜の時刻は、マーカーで記録しておいた観察日の太陽の位置と、固定方向の間の角度で与えられます。もし、その代わりに日と時刻が既知ならば、星の高度を予測することが出来ます。さらに、任意の日について、天体が水平線から出る時刻と、最大高度になる時刻と、水平線に沈む時刻を予測することが出来ます。


  • Global Moderator

    観測機能がオマケで付いている、ポータブル天体シミュレーターという感じですね。太陽を含む天体の動きに関係することなら、いろいろなことを予測・計算することが出来る。



  • planispheric astrolabeの13~15世紀当時のもっともポピュラーな使用目的がホロスコープの作成だったりします。(^^♪
    mariner’s astrolabeは航海専用の単能機。いわば六分儀の祖先です。


  • Global Moderator

    @オメガ3 さんの以前の書き込み(http://expo70.xyz/forum/post/1845 )に、フェルメールの「天文学者」との関係が紹介されていて面白いと思いました。

    0_1517232070462_Johannes_Vermeer_-The_Astronomer-_WGA24685.jpg
    Wikipediaよりパブリック・ドメイン

    ちょっと分かりにくいですが、以下のページによると、天球儀の手前にアストロラーベの一部が見えているらしいです。
    https://www.shadowspro.com/en/astrolabes-in-arts.html

    The astronomer by Jan Vermeer
    1668
    shows an astronomer raising his arm on a celestial sphere. In front of him, Adriaan Metius' book on Astronomy and Geometry, open at the beginning of Book III which is about astrolabes. Laying on clothes in front of the sphere, a large planispheric astrolabe is partly visible.

    ところで、「天文学者」のモデルは、親交のあったアントー二・ファン・レーウェンフークであるらしいですが、この人は生物観察に顕微鏡を長く使ってきた者にとっては、尊敬すべきパイオニアです(笑


  • Global Moderator

    フェルメールの「天文学者」の中に登場している、Adriaan Metius の本 "Institutiones Astronomicae Geographicae" の内容がGoogle Booksで見られます:

    https://books.google.co.jp/books?id=CyvetwAACAAJ&printsec=frontcover&hl=ja&source=gbs_ge_summary_r&cad=0#v=onepage&q&f=false

    研究があって、ちゃんと第2版の具体的なページまで特定されているそうです。
    http://www.essentialvermeer.com/cat_about/astronomer.html#.Wm8o-q5l-70

    The book lying in front of the astronomer has been identified as the 1621 second edition of a work by Adriaen Metius, On the Investigation or Observation of the Stars, and it is open at the beginning of Book III, where not only knowledge of geometry and the aid of mechanical instruments are recommended for this research but also "inspiration from God".

    http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00043079.1986.10788338?journalCode=rcab20

    画の中の左のページ(よく見えませんが)は、以下かと思います:
    0_1517235178716_cartwheel.jpg


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    mariner’s astrolabeは航海専用の単能機。いわば六分儀の祖先です。

    現代の六分儀の例
    https://www.davisnet.com/wp-content/uploads/2015/05/00026_02.jpg
    Mark 15 Sextant、製造元の紹介ページより製品写真

    「ヒント3」の航海用のものを見ると、片鱗は残っているように感じます。ところで、問題の写真の両端が尖った棒状の部品 の、指で摘む持ち手と私が思っていたところは、照準の孔を開けた2枚の板だったのですね。



  • @ソムさん
    航海用の機器としては、mariner's astrolabe➤八分儀➤六分儀の順に開発されました。
    六分儀は月の運行表と組み合わせて経度が決定する為、lunar distanceも計測可能な機器として開発・普及しました。



  • 崇禎暦書を作成したアダムシャール(湯若望)も持ってます。(多分mariner's astrolabe)
    0_1517373557141_401px-Adam_Schall.jpg



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