錯視それとも騙し絵 [科学史クイズNo2]


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    おー、古代ギリシアの通信法に続く、第2弾 ですね! 歴史・技術・文化・芸術、多岐にわたる関心に、ヒラメキまで求められる、総合パズル!!!

    ご存知ない方のために、追加:
    連動しているriffraffさんのブログ記事を紹介しておきます:


  • Global Moderator

    この裏側の地形が描かれていたら、オーパーツ認定します(笑!

    ちなみに私がオーパーツと聞いて思い浮かべるのは、コレ↓
    アンティキテラの機械 Antikythera mechanism 紀元前1世紀


    Wikipediaより、under Creative Commons


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    質問1:
    地図の円領域は、何を表しているのですか?
    (現代の地球の写真と並べると、あたかも地球の輪郭のようですが、そう考えてよいのでしょうか?)

    質問2:
    四隅の円内に描かれているのは何ですか?(あたかも地球の内部の層構造のように見えるものもありますが、そんなことはないですよね(笑



  • @ソムさん
    答1半球図です。(衛星写真との比較からの推測です。) 以前は、中世のTOマップと同様の全地球のコンセプトマップと思われていました。今でもTOマップと同様に全地球のコンセプトマップであると考える人も多くいます。TOマップの痕跡(オケアノス)が残っていますのであながち間違いとは言えません。しかし設問上は半球図と考えてください。

    答2不明です(笑)。
     以下推測です。軌道のように見える上二つは惑星図(右)と地球・月図(左)、下左 パラダイス(これは確定)、下右昼夜図。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    今でもTOマップと同様に全地球のコンセプトマップであると考える人も多くいます。TOマップの痕跡(オケアノス)が残っていますのであながち間違いとは言えません。しかし設問上は半球図と考えてください。

    了解です。よく分かりました。オケアノスとはTOマップの円周上の帯領域のことですね?

    答2不明です(笑)。
     以下推測です。軌道のように見える上二つは惑星図(右)と地球・月図(左)、下左 パラダイス(これは確定)、下右昼夜図。

    確かに軌道のようにも見えます。近くに文字が書かれているようなので、言語に通じる人がもっと高解像度で見られれば分かるかもしれませんね。



  • @ソム さん
     オケアノス:英語oceanの語源です。世界のはてに遍在しその先は誰も知らない最果ての海。地球平面説の名残でしょう。
     地球球体説を奉じていたヘレニズム期以降(中世を含めて)の人間がオケアノスの向こうがどうなっていると考えたのか、TOマップと地球球体説をどう折り合いをつけていたのか謎です。
     それはさておき、最果ての海と書いてしまえばゲド戦記ですね(^^♪


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    最果ての海と書いてしまえばゲド戦記ですね(^^♪

    アースシー Earthsea, 多島海、真の名の世界ですね!



  • @ソム さん

    四隅の図の説明が記載されているサイトをみつけました。
    http://www.crossingtheoceansea.com/OceanSeaPages/OS-43-1450FraMauroMap.html

    私の予想は2勝2敗でした

    惑星図           ◎
    地球・月図         ✖ →4元素図
    パラダイス(これは確定)  ◎ 
    昼夜図           ✖ →半球のコンセプト図(極、赤道、南北回帰線)


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    四隅の図の説明が記載されているサイトをみつけました。
    http://www.crossingtheoceansea.com/OceanSeaPages/OS-43-1450FraMauroMap.html

    より高倍で見ることができますね。ありがとうございます!


  • Global Moderator

    別スレッドと関係あるのか、ないのか、それが問題だ(笑



  • @ソム さん
    この地図の大本の作成には関係大有りだと思います。一方この地図自体の形の実現手段とはあまり関係しないと思います。全くないと言わないところがミソ(謎)方法によっては必要な場合も(更に謎)



  • 解答そのものではなく作成ツールを書きます。
    共通の道具:フレグ・ウルスのマラーガの天文台辺りを中心とした大まかに半球をカバーするポルトラノ海図

    方式1のツール

    コンパス(文房具の方)、剃刀、糊、半球のガラス/水晶球またはダチョウの卵殻

    方式2のツール

    カメラ・オブクラ、平面鏡、凸面鏡

    すべて15世紀にて利用可能です。


  • Global Moderator

    0_1517145608021_LeGuin.png



  • @ソム さん
     とても好きな作家ですが、代表作であるEarthsea fantasy series(ゲド戦記etc)やHainish science fiction series(闇の左手etc)より、抑制の効いた商品であるOrsinian Tales (オルシニア国物語)やThe Compass Rose(コンパスローズ)と言った小品集のほうがより好みです。
     世評では強靭な構成力を評価されていますが、長編になるとプロット・論理構成の破たんが目立つと個人的には思っています。
     とても色彩に富んだプラト二ストでした。



  • こちらも長くなりましたので、取り敢えず私が考えた方法を書きます
    Fra Mauroの地図:ステレオ投射または疑似ステレオ投射だと思います。

    現代のステレオ投射(planisphere projection)(^^♪の例

    0_1520582155484_330px-Stereographic_Projection_Polar.jpg

    投射図法は地球儀(半球儀)があれば容易にできますが、地球儀作成に必要な「舟形多円錐図法」の世界地図なぞ当時はありません。
    https://www.teikokushoin.co.jp/journals/child_map/pdf/201304/09_jrcmbl_2013_04_p15_16.pdf
    http://atlas.cdx.jp/projection/prj28.htm

    1.ステレオ投射(方式1)
    光を通す半球儀と光源が必要です。
    その為には:
    ①コンパスローズが多くあるポルトラノ図を二つ以上のコンパスローズからの交点がなるべく多く辺上に存在するよう多数に分割し、透明半球の外側にてジグソーパズル、隙間を出来るだけ少なくして、後はテキトー・・・

    ②半球を羊皮紙を引いた平面の直上につるし、仮想上の全球の反対側の曲地点に光源を置いて羊皮紙上に投影:書写
    0_1520582180674_232px-Stereoprojnegone.svg.png

    2。疑似ステレオ投射
    1.十分余白のあるポルトラノ図を凸面鏡に映します
    2。凸面鏡の映像を傾斜した平面鏡(及びプリズム)とカメラオブスキュラを利用して。羊皮紙を引いた床面に映しこれを書写。

    カメラオブスキュラ

    0_1520582589544_545px-Optic_Projection_fig_89.jpg

    それにしても地球儀が無くては投射図法は描けないはず。地球儀は・・・ 謎は深まるばかりですが、私は方式1で最初の地球儀は作られたのではないかと勝手に妄想しています。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    解説ありがとうございます。透明半球は、ガラスの浮き球のようなものを想定すればよいでしょうか? ベネチアのガラス職人が、ガラスを吹いて作れば球殻を作ることはできそうです。

    ある日のお茶会:
    透明半球は何処から持テ来ましたか?
    球殻状でなければ光の屈折でうまくいかんでしょうな。
    むにゃむにゃ...。極細の、籠細工、提灯...むにゃ。
    ヤマネさん、夢を見てルようね。


  • Global Moderator

    それから、やってみないと確信は持てませんが、羊皮紙の地図を光源によって投影したときに、地図の輪郭がうまく結像するかどうか? プラネタリウムもそんな単純なものではないと思います。例えば、今調べたのですが、ピンホール式プラネタリウムの原理を使うと、点群を投影可能でしょうか?



  • @ソム さん
    方式1のポルトラノ図は紙製でないとまずいです。
    ちなみに紙の西方伝来は
    751年のタラス河畔の戦い(唐朝VSアッバス朝)以降
    急速にアッバス朝核心部に広がり、12世紀初頭にはシチリア(オートヴィル家の両シチリア征服)を経由して
    西欧に入ります。13世紀末には透かし入りの紙が漉かれていたとの記録もあります。



  • @ソム さん
    当時の技術で球面に地図が再現可能な形でピンホールを開ける事は極めて困難だったと思います。
    ガラスや卵殻では割れてしまいますし、板金技術を利用するれば半球は作れますし、金工師ならピンホールもあけることが可能だったと思いますが、地図を再現するに足る精度を持って穴をあけるためには何らかの転写が必要ですがそのためには紙が必要となります。(エッチングの技術の開発は15世紀末~16世紀初頭です。)
    見ながら穴あけと言う超絶技巧が存在していた可能性は否定できません(オスマン朝の細工物を見る限りありえます。)
    それにつけても、どうやって地球儀をつくったのか。


  • Global Moderator

    @riffraff さん

    まず紙というは、私もそのほうが球面に馴染みやすいだろうと考えたのですが、(投影先の)「羊皮紙」という表現で、元地図側も羊皮紙と勘違いしていました。

    それから、私は羊皮紙の実物に触ったことがない(展示されているのを見たことは在ると思います)ので、その柔軟性の有無や堅さが想像できないところがあります。

    ついでに、お茶会でヤマネが夢を見ているように、提灯はどうでしょう? 予め孔を空けた紙(例えば黒い紙を地図に重ねて、上から輪郭をなぞる孔を空ける、それ)を提灯のやり方で球面にして、投影することはできないでしょうか? この場合、孔を空けるのが紙なので、それほど難しくはないと思うのですが。

    追加:
    ただ、ここでも、私は提灯を作ったことも、作り方も知らないので、地図の構造を保ったまま、転写した紙を提灯に張ることができるのかは、分かりません(笑



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